脱・社畜は、真の休息から始まる

2020年5月10日積極的隠遁

会社への過剰適応は地獄の入口

転職や、早期リタイア、独立起業をするにも、お金が必要です。会社員がお金を稼ぐ手段について考えた時、真っ先に思いつくのが「残業」ではないでしょうか。しかし、残業をすればするほど、その会社に根付いてしまい、身動きがとれなくなるものとお考えください。「やりたくてやってんじゃない」とか「やっても金にならないサービス残業だ」という声が聞こえるのは、きっと私の気のせいですね。

かく言う私も、昔は残業の鬼でした。自分に任された仕事を「気の済むように」こなそうとしたら全く時間が足らないので、残業だけでなく早出までして仕事に取り組んでおりました。おかげで多少は上司からの憶えが良くなりましたが、事ある毎に「これも頼むな!」と仕事を押しつけられるようになったのには閉口しました。

おバカな私は「ここまで仕事に励んでいるなら、自分の意見を無下には出来ないだろう」などと考えて、より発言力を得る為に残業に打ち込みました。しかし、頑張れば頑張る程に仕事の山は積み上がり、更に手がつけられない問題児まで押しつけられて、いくらもしない内に私の処理能力の限界を超えてしまいました。

 

私が限界を迎えた時の、上司の手のひら返しの早さときたらもう・・・。ほんのちょっと前まで「未来の重役!」とか言ってたくせに、急に「アイツは使えない!」とか言い出すんだもの。結局、その上司は何も見てなかったんですよ。私がどれだけの仕事をこなせるかを見極めようとしていたのではなく、単に便利な奴としか思ってなかったんです。

知っている人も多いかと思いますが、日本社会には「物わかりの良い奴は徹底的にこき使って、潰れなかったら出世させてやる」みたいな考え方があります。でも、実際に出世して登り詰められるのは、己の保身を最優先に考える小悪党ばかりで、優秀で心正しい人達は途中で使い潰されています。

ですから、ドクターXよろしく「残業、致しません!」とバッサリやって、自分の時間を確保する方が賢いのです。そうして作った時間で自分の好きな事に取り組み、それを収益化する為の方法を勉強するのが、経済成長が終わった国の賢い社会人の在り方というものです。「そんな事が出来る訳が無いだろ!」という声が聞こえるのは、きっと私の気のせいですね。

 

自分なりに一生懸命に仕事を頑張っても終わらないなら、そこから先は会社の責任です。要は、人の使い方がなってないと言う事なのですから、そこを残業などでカバーしてしまったら、会社の方が成長しません。ですから「残業しろよ!」と圧力をかけてくるような会社には未来なんか無いと考えて、とっとと去る準備をしなければなりません。

もし出世によって収入を上げたいのであれば、部下を使い潰しても心が痛まない無神経で薄汚れた小悪党になりましょう。仕事なんか部下にやらせれば良いですし、全責任を部下に押しつけてイザとなればトカゲの尻尾切りをすれば、余程の下手を打たない限り生き残れます。数字さえ出していれば「上」は文句を言いません。と言うか、そこまで見てません。

どうせ出世したって、やりたいようにはやれません。社内の誰もが頭を垂れる重役様になったとしても、お客様やクライアントには逆らえませんし、偉くなればなるほどメディアが敵に回り引責辞任のリスクが生じます。ですから、人としての全てを諦めて一枚の歯車に徹し、部下のミスで足下をすくわれないように細心の注意を払って生きていってください。

 

 

金を稼ぐ新たな手段

そんな人生は真っ平だと思うなら、給料以外の収入を得る方法を学びましょう。手っ取り早いのは日雇いのアルバイトをする事ですが、ものによっては底辺で働く事になってしまいます。アルバイトの経験が無く、何処を選べば良いのか分からないのであれば、覆面調査員(ミステリーショッパー)を経験してみると良いでしょう。

覆面調査員の良い所は、厳しい監査の目を養える所にあります。監査が届かない会社組織は腐敗しますし、独立起業を始めるなら予め監査の目を養っておかないと危険です。

単純な話、飲食関連の覆面調査をすれば、食費が浮きます。例え仕事や貯金が無くとも、このような手段によって食を得られると知れば、少しは安心出来るのではないでしょうか。

 

もう一つ抑えておきたいのは「治験ボランティア」です。ボランティアと言っても、高額の協力費(負担軽減費)を頂けるので、実質的にアルバイトと変わりません。通常のアルバイトとは違って、定期検査さえやり過ごせば後は好きなだけゴロゴロしていられるので、セルフ森田療法を行う事も出来ます。

 

 

治験には宿泊の試験があり、若年男性ならば1泊~30泊の試験もあります。拘束日数が長くなればなるほど協力費は高額となり、30泊の場合は協力費が50万円にもなる試験もあるそうです。

薬の試験なので副作用のリスクはつきものですが、それを言うなら薬局で販売している薬にも副作用はあります。そもそも治験の施設は万一に備えて環境が整っていますし「医薬品副作用被害救済制度」もあるので、仮に問題が発生しても十分なケアを受けられます。

治験は必要な事ですし、他の人の為にもなる事です。それに宿泊の試験を上手く使えば、狂乱する毒親からの逃走経路や、他の危険人物から身を守る手段にもなりますので、イザという時の事を考えて登録だけでも済ませておきましょう。

単に逃げるだけなら住み込みのアルバイトという選択肢もありますが、もしそこがブラックな職場だったりすると目も当てられないので、当サイトでの紹介は致しません。

 


 

 

身心とお金に余裕があるなら、趣味と実益を兼ねてブログを始めてみましょう。ブログの長所は初期費用が殆どかからず、PCと回線さえあればすぐに始められる所です。もし会社員を続けるにしても、PCスキルとサイト運営の知識はいくらあっても困りませんし、集客やマーケティングの勉強にもなります。

HTMLやCSSなどのコード入力(コーディング)が出来るなら役所や大企業に就職出来ますし、そこまで出来なくてもWordpressとPhotoshopを使えるなら中小企業や個人経営の店で雇ってもらえます。今どき自社サイトを持たない企業など無いのですから、サイト運営の能力があれば仕事には困りません。嘘だと思うならハローワークの検索機を使って求人情報を調べてみてください。引く手数多(あまた)ですから。

当サイトにもサイト運営関連の記事がありますので、よろしければご一読下さい。

 

サイト内リンク→「ブログの開設と収益を得る方法」

ブログの開設と、収益を得る方法

 

 

例えば、飲食関連の店で雇用してもらう場合は、美味しそうに見える料理の写真を撮ったり、売り込みの文言を書いたり(ライティング)する事になります。そしてそれは、自分のブログでする事と殆ど変わりません。仮に飲食関連のブログを始めたとして、楽しみながらのんびりと10年も続ければ必要なスキルは身につきますし、集客のコツも何となく分かるようになるものです。

また、障碍者枠の募集もありますので、発達障碍を抱える人の場合でも、特性に合った職場を選べば社会的に成功する可能性があります。確かに「出来ない事」はあるでしょうし、精神的に不安定だったりもするでしょう。しかし、過集中の特性を存分に活かせば、他の追従を許さないハイレベルな仕事を成し遂げられるようになるかも知れません。

普通の人間のフリをして仮面を被ったままくすぶって生きるより、自らの可能性に懸けて針を振り切るかのように生きる方が、よほど幸せではないでしょうか。誇張でも絵空事でも無く、ブログやサイト運営というものは、人生にそれほどの力を与えてくれるものなのです。

 

 

その価値観は、本当に自分のものか?

一流企業に就職しても一生安泰などという事はありませんし、どれだけ気をつけていても死ぬ時は死にます。稼ぐ手段も「雇われ」だけではありませんし、気になる「世間体」とやらも実際には殆ど意味がありません。なのに心と頭が固いまま、つまらない意地だけで生き抜いて、人として最も大切なものを失う人の、何と多い事か。

そもそも雇われの身分なのに、仕事に生き甲斐を求めるのが間違いなのです。社長でもない限り「私の会社」だとか「私の仕事」いう言葉が出てくる方がおかしいのです。そんなものに膨大な時間と労力を注ぎ込んでも、手元に残るのは迷惑料みたいなお金だけです。

実際、定年後に「退屈地獄」で苦しむ高齢者は多いそうです。仕事ばかりで趣味を持てなかったり、定年後の楽しみに取っておいたはいいけれど、視力の低下などの理由で出来なくなっていたという笑えない話もあります。私も元・企業戦士や仕事人間を散々見てきましたが、その末路は悲惨なものばかりでした。

 

心の底では「仕事以外に何も無いが、その仕事も全然楽しくない」と思っている会社員は多いものです。しかし、TVや新聞といったメディアから日々偏った情報を与えられたり、上司からのお説教や、社内での同調圧力によって、無理矢理にポジティブさを強制されているのが実情です。

早い話、それもマインドコントロールなのですよ。社会秩序なるものを維持するには、我々を本気で怒らせるような都合の悪い情報は遮断して、パンとサーカスで飼い慣らすのが一番ですからね。

ついでに社会的制裁をチラつかせて「ケンカ両成敗」とバッサリやれば、多少の不満があっても暴動にまでは発展しません。社会の上層部が求めているのは人心を抑圧する手段であって、問題解決能力では無いのです。世界レベルで見ると日本人は民度が高いと言われていますが、実際には受けているマインドコントロールの種類が違うだけで、それへの抵抗力は外国人と変わりません。

 

マインドコントロールへの抵抗力をつけたり、抵抗力を取り戻そうとするならば、まずは一旦、全てを白紙に戻さなければいけません。「私は騙されない!」と強がる人も居ますけど、それは疑心暗鬼に陥るだけの悪手です。

最も良い手段は隠遁生活に入る事ですが、流石にいきなりは無理なので、とりあえず一日中誰とも会わない「プチ引きこもりの日」作ってみましょう。それも出来そうに無いなら、お風呂でのリラクゼーションタイムや、坐禅瞑想の時間を作るようですね。または、自己と向き合う為のブログを作るのも良いですよ。あれも一つの冥想や、内観修行になり得ますので。

社会から隔絶された「独りの時間」を持つ事は、精神衛生上とても大切です。ゲームやマンガで架空の世界を楽しむのは、他人が作った世界観を共有するのと同じなので、この場合はお勧め出来ません。

 

精神的に疲れたら、誰だって遠くへ行きたくなるものです。そういった本能的な欲求を自覚する所から、自己への回帰が始まります。快楽やら義務感やらで自己の本心を偽っている内は、求道が始まる訳もなし。闇を見据えずして、光が分かる道理などありませんし、その逆もまた真なりです。

なので、まずは「本当の意味で」休みましょう。求道は努力や根性によって為されるものではなく、立ち止まり振り返る所から始まるものなのです。

 

2020年5月10日積極的隠遁

Posted by 清濁 思龍