北海道・車中泊旅行を振り返って

2019年神社仏閣巡り, 車中泊, 防災

旅の総括

2019年9月30日から10月10日までの間、北海道と東北地方を自家用車で旅しました。車種はフルフラットになる事が自慢の、ホンダN-VANの四駆ターボ付き。性能的には申し分なしで、高速道路でも白ナンバー車に引けを取る事はありませんでした。観光及び取材した場所は約40ヶ所、撮影した写真の枚数は約1950枚+動画1分×10でした。

 

 

SDカードのメモリーが消えるのでは、という不安があった

常に付きまとっていた不安は、デジカメの記憶媒体であるSDカードのデータが飛ばないかと言う事でした。データが飛んで、また同じ事をしなければならなくなるのは、正直かなりイヤでした。

PCと外付けHDを持っていく事も考えましたが、その為のバッテリーやインバーターをどうするかという問題があった為、今回は断念。ソーラー発電機とポータブル電源を車に搭載したい所ですが、今乗ってる車は来年に売る予定なので、そこまで出来ません。

車中泊における居住性を追求していくと、軽キャンパーやキャンピングカーの購入が正解になります。一応、そこまで視野に入れてはいるものの、先立つものが無いので現状では出来ません。

 

 

寝床探しにストレスを感じた

参拝や写真を最優先にした為、宿の予約は一切しませんでした。入浴は一日おきでも構いません(結局、毎日入浴した)が、寝床の確保は翌日の活力に直結しますし、寝不足だと高速道路の運転中に居眠りをしかねないので、死活問題と考えておりました。一日くらいなら寝なくても死にはしませんが、10日間も睡眠不足の状態で運転するのは、危険極まりない話です。

安全である事と、静かである事と、地面が水平である事の3つが車中泊の条件であり、どれか一つでも欠ければ安眠できません。平日はともかく、土日の道の駅は地元のDQNが騒いだりするので、出来れば避けたい所です。道の駅・箱根峠や、和歌山県の道の駅・柿の郷くどやまでは、深夜にDQNと遭遇してしまい、やむを得ず場所を変えた事もあります。

深夜の高速道路のSAで、DQNと遭遇した事はありませんが、場所によってはトラックのアイドリング音と振動が睡眠を妨げます。逼迫した事情があるにせよ、トラックのマナーも良いとは言えません。しかし、それでも道の駅よりは安全です。個人的には車中泊公認のRVパークがもっと増えて欲しいと思っています。

 

 

ゴミが車内に溜まる一方だった

夏休みなどの行楽シーズンは別ですが、10月ともなるとキャンプ場の管理者が居ない所も多くなります。そういう意味では、仲洞爺湖キャンプ場のゴミ捨てOKには救われました。イザという時のコンビニ弁当や、スーパーの惣菜の安さには助けられますが、プラゴミが出るのが困りもの。飲食店の料金には、ゴミ処理代も含まれていると思いました。

北海道のPA・SAには、缶やペットボトルを捨てる場所が無い所もありました。これでは迂闊に缶コーヒーも飲めません。日帰りや一泊くらいならどうという事はありませんが、私みたいに車中連泊をする場合は、結構な問題になってきます。出先の全てのゴミ捨て事情を調べあげてから出発する訳にもいきませんし、悩ましいですな。

 

 

知らない町の雨の夜が、ムチャクチャ恐かった

道中、神居古潭(カムイコタン)から少し離れた所にある、旭川のラーメン村に行こうとしたんですよ。カーナビに導かれるまま、白線がすり切れて分かり難い路線を走行したのですが、豪雨が光を反射して殆ど何も見えない状態で、何の予備知識も無く、魔のロータリーと言われる「旭川常盤ロータリー」に入ってしまったのが運の尽き。

ただでさえ視界が悪いのに、見た事も無い形のロータリー交差点入った瞬間、私の頭は大混乱。カーナビの地図を大きめにしていたのも裏目に出ました。とりあえず前の車についていって、ロータリーを脱出。何故かロータリーを走らせようとするナビに逆らって、裏道を走行してロータリーを迂回しましたが、本当に恐ろしい思いをしたので、ラーメン村に行くだけの心理的な余裕は無くなりました。

20年ぶりに山頭火の塩ラーメンを食べたかったのですが、危険すぎると判断し、急遽、旭川健康ランドに宿泊したと言う訳です。そこで塩ラーメンを食べましたが、食べたかったのとは違うお味でしたので、割と美味しかったにもかかわらず心は満たされませんでした。今回の旅で心残りがあるとすれば、これですね。

 

 

持ってきて良かったと思ったもの

坐禅用の単布団とシュラフは、持ってきて良かったというより、必需品です。しかし、組み合わせ的には本当に良かったので、これならみなさんにもお勧め出来ると確信しました。単布団は、新品のふわふわな状態なら敷き布団として使えますし、旅の最中に坐禅を組む事も出来ます。シュラフだけでは寒いような気もしましたが、気温一ケタの知床でも余裕で熟睡出来ました。

単布団の下にヨガマットを敷くと、滑り止めになるので、なお良しです。自宅の室内(フローリング)でこの組み合わせを試してみましたが、これまた普通に熟睡出来ました。ひょっとしたら、もうベッドなんか要らないんじゃないかと思ったくらいですが、単布団を使い続けるとペタンコになるのは分かっているので、まだベッドを廃棄する事は出来ません。

また、気温が低い時に車中泊をすると窓ガラスが結露するので、必ず雑巾を持っていきましょう。今回、管理人は雑巾を持ってくるのを忘れてしまった為、かなり不便な思いをしました。途中で買おうかと何度も思いましたが敢えて買わず、何がどう不便かを検証する事にしたのです。結果、雨の日に高速道路で移動をすると、車がドロドロに汚れるという事が分かりました(泣)

 

食事に関しては、非常食としてカルビーのフルグラを一袋持っていたのですが、これが大正解でした。旅の最中、必ずしも食べたい物を食べたい時に食べられるとは限りません。腹が減って、やむを得ず行きずりの店に入って、観光客目当てのマズくて高い飯を食わされると、結構な心理的ダメージをくらいます。予め保存が利き、そのままでも食べられる物を持っていく事をお勧めします。

旅の最中、日頃から口にしている物を食べると、精神的に落ち着きます。とにかく「いつもの」を食べると、ホッとするんですよ。これが人間の心理なんでしょうね。ご当地物を食べたい気持ちは誰にでもあると思いますが、何かしら「いつもの」を持っていった方が良いと思います。

フルグラは美味しいですし、高カロリー食品でもあり、調理の手間が無く、備蓄も出来るので、災害時の非常食として優秀です。これを「いつもの食べ物」と体に認識させておけば、イザという時の精神安定剤になり得ると思いました。

 

 


ページトップのTumblrの写真を見れば分かると思いますが、折りたたみので出来る洗濯用ハンガーも大活躍でした。コインランドリーの乾燥で乾ききらなくても、ハンガーに吊せば大丈夫。そして食事の際に使用した、飯盒やコッヘルの類いを乾燥させる為にブラ下げたりもしました。これが車の運転中にカラコロと鳴って、旅の気分を盛り上げてくれました(笑)

https://ideadragon.tumblr.com/post/188338666730/%E5%8C%97%E6%B5%B7%E9%81%93%E8%BB%8A%E4%B8%AD%E6%B3%8A%E3%81%AE%E6%97%85-%E8%BB%8A%E7%A8%AE%E3%81%AF%E8%BB%BD%E8%87%AA%E5%8B%95%E8%BB%8A%E3%81%AE%E3%83%9B%E3%83%B3%E3%83%80-n-van


 

天気にもよりますが、傘と合羽の両方を持っていった方が良いと思います。旅先で本格的な登山をするなら話は別ですが、車中泊が前提なら傘とポンチョで十分です。ポンチョも色々あって選ぶだけでも大変ですが、私のイチオシはOUTDOOR PRODUCTS(アウトドアプロダクツ)社のポンチョです。軽くて薄くて収まりが良く、拳2つ分まで畳める逸品です。サイズはLが良いでしょう。

 

 

 

要らなかったもの

一応、テントとエアマットも持っていったのですが、単布団のおかげで車中泊が快適だったので、結局テント泊は一度もしませんでした。ホンダのN-VAVだと、普通の布団ではサイズが大き過ぎるので、やはり単布団が良いです。坐禅になど興味は無いし、今後もするつもりはないと言うのであれば、普通の長座布団でも良いかも知れません。



また、ヘッドライトやランタンの類いも使いませんでした。スマフォにはライトの機能がありますし、車内灯もあるので、特に必要性を感じなかったんですよね。ソロキャンでランタンが欲しい場合は、LEDヘッドライトをランタンに変えるクラッシャブルランタンシェードがあれば十分だと思います。

早い話、内側上部に反射板のついた袋ですから、全然邪魔になりません。車中泊ではまず使いませんが、バイクツーリングのテント泊ならあった方が良いですし、防災用品としてもスグレモノなので、買っておいて損はありません。

 

 

次は持っていこうと思ったもの

仲洞爺キャンプ場に宿泊するなら、焚き火用の薪を割ったり削ったりする為の鉈(なた)を持っていくと良いですよ。警察に見つかると捕まるので、今回は持っていきませんでしたが、やはりキャンプ場では火を熾したいですよね。ついでにソーセージを直火で焼く為の鉄串も欲しい所です。

 

 

まとめ

車中泊旅行や、バイクツーリングのテント泊は、防災訓練にもなると思いました。日本は災害大国ですし、その対策の全てを国に任せる訳にはいきません。個人がそれぞれ災害に備えて準備をし、たまにで良いから遠出をしたり、キャンプをするなどして、鍛練を積んでおく事をお勧めしたいと思います。

 

 

更新情報

カテゴリ・古則公案SSで、私説・雲門屎厥(うんもん しけつ)をUPしました。仏とは何かと尋ねたら、糞かき箆(へら)と答えたという有名なアレです。同じ事を尋ねて、麻三斤とか、庭の柏の樹と答えられた話もありますが、これはちょっと独特な話になりました。

私説・雲門屎厥(うんもん しけつ)

 

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