注文していた「応用器」が届いたので、使ってみた

2020年3月19日2020年応量器, 粗食, 箱膳

今週の動向

東京の守護神、平将門の胴体が埋められたとされる、茨城県・延命院に行ってきました。将門は、北斗七星を尊格化した妙見菩薩を信仰しており、神田明神や、鎧神社、兜神社などの将門ゆかりの寺社を北斗七星の形に建立して、東京を守護する結界を張ったという逸話があります。

妙見信仰と言えば千葉神社ですが、東北地方の農村などでも妙見菩薩が信仰されていたりします。管理人の実家は山奥の農村なのですが、そこにも人知れず妙見信仰の社が建っており、ローカライズされて独特の形になった信仰が今も伝わっています。

実際に将門の胴体が埋められているかは定かではありませんが、御神木の付近で強烈な御神気を感得しました。延命院は寺ですし、将門も仏教の尊格として信仰されているのに、面白いものです。

https://ideadragon.tumblr.com/post/190743450675/%E7%A5%9E%E7%94%B0%E5%B1%B1%E5%BB%B6%E5%91%BD%E9%99%A2%E5%B9%B3%E5%B0%86%E9%96%80%E3%81%AE%E8%83%B4%E5%A1%9A

 

 

そして、去年の12月下旬に注文した越前・山中漆器の「応用器」が届きました。受注生産なので、約二ヶ月ほど待ちましたが、その出来は素晴らしいものでした。

 

 

これが「応用器」の実物です。下に敷いている牛柄の手拭いは、松阪で購入した管理人の私物です。

 

 

応用器を包んでいた手拭いを取り去って、箸と匙を置いてみました。これも付属品ではありません。

 

 

箱膳の上に全部並べてみました。六枚キッチリ収まりますし、色合いもバッチリです!

 

 

これが一番大きな器です。応量器で言う「頭鉢(ずはつ)」ですね。仮に、これを持って托鉢に出ても、違和感は無いでしょう。

 

 

底の部分は、こうなっています。炊きたての御飯をよそっても、鉢自体が厚いので、お膳に熱が伝わる事はありません。

 

 

これは二番目の鉢です。味噌汁や碗物をよそいます。薄くて軽いので、使いやすいです。試しにやってみましたが、一応、三枚目の器を蓋にする事も出来なくはありません。

 

 

二枚目の鉢から、底に高台がつきます。頭鉢(ずはつ)には無いものですね。

 

 

一番小さいものは、鉢というより皿というべき形状になります。私はこれに頭鉢(ずはつ)を乗せています。

 

 

食事を終えて、応用器を仕舞います。雲水箸に似た太い箸を使っているので、互い違いにしないと収まりが良くありません。

 

 

私はまだ禅の食事作法を身につけていないので、今の所は固結びにしています。

 

 

箱膳に応用器を入れてみました。まだ全然余裕があるので、空きスペースに何を入れるか考え中です。漆器の湯飲みや、プレートでも買って入れてみようかな。

 

 

蓋をひっくり返して収納しました。黄色い布は、応用器の付属品です。何となく捨てるのがもったいないので、正面の目印代わりにしてみました。お気に入りのステッカーを貼ってもいいのかなーと思ったりなんかして。

 

 

 

料理は器からと言うように、例え、お粥、漬物、ゴマ塩のみの粗食であっても、箱膳と応量器(応用器)を使うだけで、とても豊かな食事になります。また、漆器の器を使い始めると、陶器の器がやたら重く、冷たく感じるようになります。もう我が家には、やたら場所を取るテーブルや、ちゃぶ台の類いは必要ありません。

 

 

2020年3月19日 追記

関西に移住後、京都の漆器店を何店か巡って、他の応量器や応用器の実物を見てきました。その結果、やはり山中漆器の応用器がベストだと思いました。

店員さんにお話を伺った所、値段が一万円を割るような安価な漆器は、木の粉を練り合わせて成型したものや、カシュー塗装やウレタン塗装のものが多く、長く使っても独特の味わいは出ないそうです。

本物の漆器は決して安くはありませんが、陶器のように割れたりしませんし、大事に長く使えば使うほど美しいツヤや色合いが出る一生ものの器です。また、熱が伝わりにくいので手で持ちやすいですし、料理も冷めにくいです。そして何より、手触りや口当たりが良いんですよ。

 

 



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2020年3月19日2020年応量器, 粗食, 箱膳

Posted by 清濁 思龍