新型コロナと、死の自覚

2020年哲学, 時事

今週の動向

コロナ禍により全国に非常事態宣言が出された今、みなさまはどうお過ごしでしょうか。遁世者であり在宅ワーカーの管理人は、普段とあまり変わりません。桜の季節も終わりつつあるので、神社仏閣巡りの旅を中止して、記事書きに専念しております。

私はTVを見ないので、情報収集は専らネットで行っているのですが、入って来る情報の殆どが「命ファースト」に偏っているのには閉口します。別に「命は薄紙一枚」とか、そういうトチ狂った事を言いたい訳では無いのですけど、私個人は経済的な混乱を回避する事を考えるタイプなのでね・・・。

かつて私が勤めていた会社は、国内最大規模の独占企業でした。しかし、今やコロナの所為で、経営が大ピンチに陥っていと聞きました。況してや内部留保金の少ない中小零細企業や、個人経営のお店、個人事業主などは、もっと厳しい状況の筈と心配しています。

 

新型コロナウィルスの恐ろしさは症状が急激に悪化する所にあり、例え若くて健康な人でも重症化したり死亡する事もあるので、誰であっても油断は禁物です。感染力も決して低くはなく、全世界では感染者数が200万人を超え、死者は12万人に達しています。(2020年4月20日現在)

海外に比べて日本国民の死亡者数が少ないのは、国内の医療関係者が頑張っている事と、我々市民の衛生観念がかなりの高水準にあるからです。

日本には古来より「穢れ」を厭う文化があるので、清潔さには異常な程にこだわります。また、マスク着用はもはや我が国特有の文化となっており、逆に海外では一般的なキスやハグの文化はありません。

 

日本の影響を受けて、ラグビーのワールドカップで来日した海外の選手たちが、試合後に自分たちのロッカールームを清掃して帰るようになったという話があります。今回のコロナ禍によって、恐らくは世界中にマスク着用の文化が根付く事でしょう。

我が国特有の倫理観や衛生観念があればこそ、コロナウイルスの潜伏期間とされている二週間が経っても、感染爆発したアメリカのニューヨークみたいにはならなかったのです。これは誇って良い事ですし、更に磨きをかけるべき事だとも思います。

とは言え、国内にも未だに衛生観念が低くマスクを着用しない者が居ますし、もしくはマスクを買いそびれて手元に無かったり、布マスクを自作しない、出来ない人も居るようです。

 

批判を浴びた安倍政権の布マスク配布政策は、国民に感染の自覚を促したり、深刻なマスク不足の緩和を防ぐという点では有効なので、私個人は評価しております。まあ、そのお金を医療従事者やマスク工場につぎ込むという考え方もありますが、それはそれ。

因みに、私はマスク入手のツテがあるので、買いだめはしていません。しかし、コロナの終息が何時になるか分からないので、今後はなるべく外出を控えて、布マスクを有効活用する方法について勉強するつもりです。

あとは小松菜のように安価で栄養のあるものを食べたり、坐禅や気功をして免疫力や体力をつけたり、マメに手洗いとうがいをして、体調の変化に気を付けながら、大人しくコロナの終息を待ちます。私も自覚が無いだけで、ひょっとしたらコロナウイルスのキャリアーかも知れませんし。

 

今回のコロナ禍により、我々は「死は身近にあるもの」だとか「人生は何時どうなるか分からない」と言う、つい忘れがちな「無常」なる真理と向き合う羽目になりました。そればかりか、コロナ終息後は行動制限の影響で、世界的な大不況になるかもしれません。

また、営業を自粛・休業している繁華街で空き巣の被害が多発したり、企業へのハッキングや、個人への詐欺メールなどのサイバー攻撃が激化しているという話もあります。

今まさに平和?な日常が音を立てて崩れている訳ですが、こういう時こそ人の意識は覚醒し易くなるものです。ある意味、慣習で凝り固まった価値観を一掃したり、坐禅や自己観察などの行法を始めるには良い機会とも言えるでしょう。

 

因みに、禅寺で打ち鳴らす木版(もっぱん)には、生死事大(しょうじじだい)無常迅速(むじょうじんそく)各宜醒覚(かくぎせいかく)慎勿放逸(しんもつほういつ)と書いてあります。(出典は六祖壇経)

早い話、中国の六祖・慧能禅師が「生き死には人の一大事であり、時間は待ってくれないから、各々目を見張って、怠けたりしなさんな」と仰っている訳です。

今こそ、この教えを腑に落とす時ではないでしょうか。

 

 

更新情報

買い物系snsの「楽天ROOM」を始めました。以前に買って良かったと思う商品や、当サイトでお勧めしている物などを紹介しています。

ここで紹介した商品が売れると、楽天ポイントがつきます。上手く使えばそこそこ稼げるような気もするので、ちょっと本気を出してやってみようと思っています。

私のページを見るには、下記のアドレスか、画像をクリックしてください。フォローやリリースはご自由にどうぞ。

🔗https://room.rakuten.co.jp/room_642f075e89/items

 

2020年哲学, 時事

Posted by 清濁 思龍