ミニマリズムと塩の話 その1

2020年6月4日2020年粗食, 塩活


今週の動向

コロナ禍による緊急事態宣言はやむを得ないけど、外出自粛はもう限界だと言う人も多い事と思います。管理人もみなさまと同じように神社仏閣巡りを控えて、ひたすら自宅内でのPC作業と、各種修行に打ち込んでおります。

早朝に暁天坐禅をして、朝食代わりにミルクと砂糖をどぱりと入れたコーヒーを流し込み、PCで作業に疲れてきたら気功をしたり、木刀を振ったりします。お昼は早めにお粥を炊いて卵を落とし、ぬか漬けと納豆でいただきます。ガッツリ食べると眠くなるので、朝食と昼食は軽めにしています。

軽い休憩を挟みながら、午後4時までPC作業を行います。その後はスーパーが混む前に買い物に出かけて夕飯の準備や入浴をします。夕飯は栄養と満足度重視で、ガッツリ食べます。鮭のアラを焼いて日本酒を一杯やったり、肉を焼いてワインを飲んだり、小料理を作って泡盛をキュッとやったりします。

 

時短やミニマリズムの観点からすると、数々の調理器具を必要とする手間のかかる料理は条件に合いません。良い食材と良い調味料と使ったシンプルな料理が理想ですけど、食費がかさむという欠点があります。

なので、とりあえず食材は近所のスーパーで買えるもので妥協して、ちょっとばかり調味料にこだわっています。そして調味料について色々と調べていく内に、いわゆる自然塩に興味を持つようになりました。

昔から調味料と言えば、砂糖、塩、酢、醤油、味噌の「さしすせそ」です。因みに「せ」が醤油なのは、昔は「せうゆ」と呼称していただとか。味噌が「み」ではなく「そ」なのは、語呂が悪いからでしょうかね。

 

塩(食塩・塩化ナトリウム)は高血圧や腎臓疾患の原因と考えられている為、一日の摂取量は6g以下に控えるべきだと言われています。しかし、塩の摂取量が低すぎると夏の暑さを乗り切れず、熱中症になったりする訳です。

また、精製された塩の摂取が体に悪いだけで、自然塩なら問題ないという説もあります。塩や体の専門家ではない管理人には、どの説が正しいのかは分かりません。確かなのは、自然塩を使った料理は美味しいという事だけです。

これまでも料理の際に、ヒマラヤピンクソルトや、藻塩、ゲランドの塩などを使う事はありました。でも自然塩には、微量ながらも汚染物質や、毒物、放射性物質も含まれている為、突き詰めると「食の安全」の話になってきます。

 

とは言え、私にはやるべき事が沢山あるので、そんな面倒臭い事を考えている暇はありません。ブログ作業を続ける為に、心身の健康レベルを高水準で維持する必要があり、その為に栄養と美味を求めているというのが実際の所ですし。

また、私が遁世者となったのは、更なる高みを目指して修行する時間を作る為でもあります。ぶっちゃけた話、会社員時代のようにバリバリ稼ぐ気は無いので、節約して粗食にしないと早々に隠遁資金が尽きてしまいます。

時短と節約、心身の健康、そして娯楽を食事に求めるなら、一汁一菜の粗食が最適解です。粗食なら調理時間や洗い物の時間も減らせますし、食器棚や冷蔵庫の中身もスッキリします。複雑な味付けをせず、素材の味を活かすように工夫すれば調味料も少なくて済むので、ミニマリズム的にもOKです。

 

素材の味を活かすなら、塩にこだわらなければいけません。岩塩を直接舐めてみれば、精製塩に比べて味がまろやかで、旨味があるのも分かります。でも、岩塩を肉や魚や野菜に振っても精製塩のように味が締まらず、つい沢山使う事になっちゃうんですよね。

また、岩塩・湖塩はミネラルが豊富だという話もありますが、食用の岩塩には殆どミネラル成分は無いそうです。岩塩についている赤やピンク色は、土に含まれた鉄の色なのですが、それがミネラルとして体内に吸収される事も無いそうです。

ならば精製塩と何処が違うんだという話になる訳ですが、見るべき所はマグネシウム(にがり)が含まれているか否かのようです。岩塩・湖塩は殆どマグネシウムを含有していない為、自然塩は海塩一択となります。しかし食品衛生法により、塩の成分にマグネシウムと記載する事は出来ません。

 

塩について本やネットで勉強していると、大体この辺りで暗礁に乗り上げます。早い話、どの自然塩を買えば良いのかが分からなくなってくるんですよね。マグネシウムにしても、魚介類、胡麻、大豆などにも含まれているので、敢えて自然塩で摂る必要性を感じませんし。

私自身、だんだん面倒になってきて「だったら以前から愛用していた、ゲランドの塩でいいか」と考えたりもしました。海外のシェフ達が好んで使っているという話ですし、荒塩ならそれほど高額でも無い上に、ちょっと大きめのスーパーかデパートに行けば手に入りますから。

 

 

 

塩について調べる事に疲れてきた時に、ふと宮城県の鹽竈神社(しおがまじんじゃ)を思い出しました。いわゆる「塩釜の藻塩」ですけど、改めて調べてみた所、藻塩の製法は日本にしかない独自の文化だという事が分かりました。因みに塩釜市は、日本有数の寿司激戦区でもあるようです。

https://ideadragon.tumblr.com/post/616502229108719616/%E4%B8%80%E6%9E%9A%E7%9B%AE-%E9%B9%BD%E7%AB%88%E7%A5%9E%E7%A4%BE-%E6%AD%A3%E9%9D%A2%E9%B3%A5%E5%B1%85-%E4%BA%8C%E6%9E%9A%E7%9B%AE-%E9%B9%BD%E7%AB%88%E7%A5%9E%E7%A4%BE-%E6%AD%A3%E9%9D%A2%E5%8F%82%E9%81%93-%E7%9F%B3%E6%AE%B5-%E4%B8%89%E6%9E%9A%E7%9B%AE-%E9%B9%BD%E7%AB%88%E7%A5%9E%E7%A4%BE-%E5%BE%A1%E9%87%9C%E7%A5%9E%E7%A4%BE%E3%81%B8%E3%81%AE%E5%8F%82%E9%81%93

藻塩には海藻の旨味もある為、好んで用いる和食の店もあるそうです。回転寿司チェーンの「はま寿司」は藻塩を出していますので、試しに藻塩を味わってみたいなら行ってみると良いでしょう。

確かに藻塩は美味しいのですが、作るのに手間がかかるので数が少なく高価であり、日用使いにするには厳しいものがあります。他に日本独自の塩の製法は無いものかと思って調べてみると、平釜結晶製法というものがあると分かりました。

平釜、つまりフライパン状の平べったい釜で、海水を煮詰めて作るのが平釜塩です。この製法で作った塩は水に溶けやすく、マグネシウムを含ませ易いそうです。平釜製法の自然塩は「海の精」が有名で、特に健康志向の人に人気があるようです。

 

 


藻塩や平釜製法は、海水を煮詰める「釜炊き塩」ですが、ゲランデの塩のように天日で乾燥させる「天日塩」という製法もあります。これは日本の気候には合わない製法なのですが、海の精には天日塩もあります。加熱処理しない所為か、そのお味はとてもまろやかなのだとか。

 

 

「海の精」あらしお、ほししお、やきしおの三点セットを購入して、味比べをしてみるのも良いかも知れません。個人的には、積極的に困難に挑んだり、誰もやらない事をする気骨ある会社が好きなので、なるべく応援していきたいと思っています。

 

 

国内で取り扱っている海外産の天日塩を調べていく内に、皇帝塩というものを見つけました。これは中国の塩田に満潮時の海洋深層水を引き込み、天日で結晶化させ、更に1~2年ほど熟成させて余分な「にがり」を流し出した天日塩で、成分やphが人体の体液に近いのだとか。

個人的には、ちょっとばかり皇帝塩が気になるので、試しに購入してみる事にします。これは良いものだと確信したら、また記事を書きますね。

 

 

2020年6月4日2020年粗食, 塩活

Posted by 清濁 思龍