ブッシュクラフトと主体性

2020年10月20日2020年動画集, グラウンディング, 風飡水宿(キャンプ)

今週の動向

某県の野外活動センターで、管理人と茶柱さんの二人でデイキャンプをしてきました。茶柱さんは前回のデイキャンプで焚火を熾せるようになったので、今回は「なるべく薪を使わない」という一段階上のテーマに挑戦してもらいました。

キャンプ場やホームセンターなどで売っている薪は時間をかけて乾燥させてあるので、適当なサイズに分ければ割と簡単に燃えてくれます。しかし、枯れ枝は乾燥しているように見えても、雨で濡れていたり地面の湿気を吸っていたりで、なかなか手強かったりするのです。

まずはガスバーナーで紅茶を淹れてから、枯れ葉や枯れ枝の採集を行って、私は丸型飯盒で水団(すいとん)を作り、茶柱さんは自分で購入したロゴス社のメスキットで御飯を炊き、ソーセージの串焼きを作り、コーヒーの生豆を焙煎しました。

https://ideadragon.tumblr.com/post/632112225910423552/%E6%9F%90%E7%9C%8C%E3%81%AE%E9%87%8E%E5%A4%96%E6%B4%BB%E5%8B%95%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%81%A7%E3%81%AE%E3%83%87%E3%82%A4%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%97

 

 

茶柱さんはキャンプを楽しむ為に、自分なりに色々調べてキャンプ用のギアを購入していました。ロゴス社のメスキットや、今回のデイキャンプまとめ動画に出て来る赤いポットもそうなのですが、コーヒー豆の焙煎器(ハンドロースター)を持ってきた事には驚きました。

以前からコーヒーを淹れるのが趣味だという話は聞いていましたが、まさか炭火での焙煎まで考えていたとは。因みに、ロースターはホームセンターのコーナンで買った胡麻炒り器だそうです。

人間は本当に好きな物を徹底的に探求する事で成長するものですし、本当に好きな物が自分の殻を破る突破口になるものです。「男子三日会わざれば刮目して見よ」などと言いますが、人が本当に変わる時は、ある日、ある事を切っ掛けに一気に成長して、まるで別人のようにガラッと変わります。

 

スピリチュアルの世界では、小さな気づきの積み重ねで魂が成長すると言われていますが、これは間違いです。肉体の成長とは違って、魂(心)の成長は段階的な跳躍・飛躍が基本です。何故なら、心に形(実体)は無いからです。元々無いものが成長する事などありえません。

茶柱さんは今も鬱病で苦しんでいますが、私は「主体性」と「ストレス源への対抗力(抵抗力ではありません)」を身に付ければ寛解するものと見ています。今後も一緒にキャンプを楽しみながら、主体性と対抗力を養っていきましょう。

 

 

キャンプ用のクッカーについて

今の私は軽バンで車中泊をしたり複数人でキャンプをする事もありますが、若い頃はバイクでソロのテント泊をするツーリング・キャンパーでした。

バイクはクルマに比べて車体が小さいので、最大クラスのタンクバッグやシートバッグをつけても積載量は微々たるものです。なので、道具(ギア)を厳選した上で収納方法を工夫しないと、必要なギアを積みきれません。

バイク乗りだった頃はツーリングと積み込み作業を楽しんでいましたが、クルマに乗るようになってからその2点について考えなくても良くなったので、自分なりのキャンプの流儀(スタイル)を追求する余裕が出来ました。

 

しかし、ミニマムなツーリングキャンプの楽しさを知っている所為か、どうしても大型のギアを持ち運ぶ気にはなれません。

アウトドア関連の店を見て回ったり、キャンプに詳しい人達のブログや動画を見て回っても、私の心に刺さるのはいつだって小型・軽量のギアです。それも新製品ではなく、歴史を感じさせるような古いギアなのです。

私がキャンプ料理で丸型飯盒(まるがたはんごう)を使っているのは、そういうこだわりがあるからです。実際には丸型飯盒自体は、そんなに歴史のあるギアでは無いのですけど(笑)

 

飯盒は1800年代の後半に、アルミニウム加工の技術が確立したのとほぼ同時期に海外で生まれました。飯盒が独特の形状(ソラマメ型)になったのは、ベルトでリュックサックにくくりつけるのに都合が良いからです。

古いタイプの兵式飯盒にはベルトを通して固定する為の金具がありますが、今はそのような使い方をする人が居ないので、ベルト用金具がついていない製品の方が多くなっています。

日本の西洋化に伴って、日本軍にも兵式飯盒が導入されました。国産の飯盒は米食文化の影響から炊飯に特化していますが、海外の兵式飯盒の蓋には取っ手が付いていてフライパンとして使う事が出来るものがあります。

 

 

私もハンドル付きの兵式飯盒を使ってみたかったのですが、残念ながら製品としてのクオリティが低い物が多いので、諦めて丸型飯盒を使うようになったという経緯があります。

今は兵式飯盒を用いる軍隊も少なくなってきたようですし、登山やキャンプで使うにしてもアルコールストーブやガスバーナーでは使い難い形状だという事もあって、もはや兵式飯盒はミリタリー趣味のギアになってきているように思います。

私は古い物が好きですけど、使い勝手の悪い物が好きな訳ではありません。また、流行りのトランギア・メスティンを所有しながらも、ロゴス社の国産丸型飯盒を愛用しているのは、単純に使い勝手が良いからです。

 

 

 

4~5合炊きの丸型飯盒には、ロゴス社のツーリングクッカーがスッポリ入ります。私はギア選びの際に、積み重ねて収納する「スタッキング性能」を重視しています。因みに、コッヘル(ドイツ語)とクッカー(英語)は共に調理器具を指す言葉です。

クッカーはアルミ製、ステンレス製、チタン製とありますが、アルミ製のクッカーは熱伝導率が良いので調理や炊飯には向きますが、火傷し易いので食器には向きません。ステンレス製のクッカーは熱伝導率が高くないので食器に向いています。

ロゴス社の丸型飯盒はアルミ製で、クッカーはステンレス製です。用途に応じて使い分けが出来るので、個人的には良い組み合わせだと思っています。

 

 

 

飯盒の歴史には曖昧な部分がありますが、クッカーはHOTTON社のビリーコッヘル(通称ビリー缶)が原点と言われています。本物のビリー缶はヴィンテージ物で、現在はファイアボックス社やゼブラ社のコピー品しかないそうです。

コピー品のビリー缶はステンレス製で見た目はキレイですが、割と重量があるので登山には向かないそうです。DUG社の焚火缶もビリー缶のコピーですし、作りが荒いとか、すぐにへこむという話もあるものの、根強い人気を誇っています。

ネット上には、使い込まれて味が出た焚火缶の画像が多数UPされているので、気になる方は調べてみてください。


12月入荷 送料無料 DUG/ダグ DG-0103 焚火缶 3点セット アルミ製 鍋 フライパン 皿 飯盒 調理器具 キャンプ アウトドア フィッシング 登山 トレッキング
 

 

 

お勧めのブッシュクラフト系動画

私が向かうべき方向性は、ギアを必要最低限に抑えて、後は自然の中にある物を利用して補う「ブッシュクラフト」というスタイルです。ブッシュクラフトの達人ともなると、ナイフ一本に、グランドシート、シュラフ一つだけで森林の中でサバイバルする事が出来るそうです。

私がブッシュクラフトについて知ったのは、故・ローリー・D・イネステイラー氏の著書を読んだ時です。当時の私は10代でしたが、一人で山や森に入って生き残る方法があると知って大変な衝撃を受けました。

私が武道に興味を持つ切っ掛けになった「空手バカ一代」の大山倍達氏も、身延山や清澄山に籠って空手修行に打ち込んだ時期があります。私にとって山籠もりのサバイバル生活は憧れであり、当時の情けない自分が強くなる為に必要な事だと思っていたのです。

 

 

ソロキャンプの第一人者と言われるようになったヒロシ氏も、ブッシュクラフトに憧れていると聞いています。ただ、日本国内でのブッシュクラフトは法的に困難なので、残念ながらどこかで妥協しなければならないでしょう。

私がどこまでやれるかは分かりませんが、とりあえず国内外のキャンパーから学んで、いつかは自分なりの着地点を見出したいものです。

ブッシュクラフトとは違う方向に進む人も居る筈なので、必ずしも参考になるとは言えませんが、私が興味深いと思った動画をUPしてみます。一番手はTwitterや「~だけの動画」で有名な、ハンターのリロ氏です。彼は料理の本も出しています。

 

 

これは海外のブッシュクラフターの動画です。この人は何をしていても様になっていて、凄くカッコイイです。

 

 

同じ人の動画ですが、この動画ではハンバーガーをパン(バンズ)から自作しています。近いうち、私もこの真似をしてみたいです。

 

 

別の人の動画です。スノーモービル・キャンパーという、ブッ飛んだスタイルの人です。

 

 

ブッシュクラフト系の動画は、やはり海外の方が面白いです。

 

 

日本国内だと、まずこんな肉の塊を買える所が無いですよね・・・。

 

 

ネパールの羊飼いの動画です。野営やブッシュクラフトのリアルな姿ではありますが、正直、あまり真似したいとは思いません。

 

 

これもネパールの動画です。日本人の目からすると不衛生だし行儀も悪く見えますが、彼らの生き生きとした目や表情を見ていると、我々の方が間違っているような気がしてきます。