清浄と汚濁の狭間にて、思いに耽る龍の呟き

2022年1月4日2021年発達障碍, 積極的隠遁, 毒親サバイバル

今週の動向

ADHDの特性である過集中を活かし、葉っぱ切り絵アーティストとして有名になりつつある「リト」氏の展覧会に行ってきました。茶柱さんは以前からリト氏の大ファンで、どうしても展覧会に行きたいが一人では不安だというので、管理人が付き添う事になりました。

展覧会の会場は、祇園の近くにある丸善書店・京都本店です。私も関西に引っ越してから初めて大きな本屋に来たので、ちょっとワクワクしました。会場入りするまで時間に余裕があったので、丸善カフェで元祖・早矢仕ライスを食べたり、本を立ち読みするなどして楽しみました。

会場入りしてリト氏の作品を間近で見ると、その異常なまでの精密さに驚かされました。一枚の作品につき、大体2~8時間ほどかかるとの話でしたが、まるで米粒に般若心経を書き込むミクロ工芸作家みたいです。なるほど、こりゃ人気が出る訳だ。

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展覧会を楽しんだ後、JR京都駅の近くにあるヨドバシカメラの1Fにあるヱビス・バーに入り、二人で楽しくヱビスの樽生を飲みました。つまみは鯛のフィッシュ&チップスと鶏のから揚げにしたのですが、これが本当に美味しくて二人とも大満足でした。やはり揚げ物は、揚げたてに限りますね。

店で飲んだ後は京都駅周辺を散策したり、駅のイルミネーションを見たり、ストリート・ピアノの演奏を聴いたりして楽しみました。私も撮影や取材など関係なく、単純に夜遊びをするのは久しぶりだったので、何だか妙に新鮮な感じがしました。

茶柱さん的には、この日は最高に楽しかったようで、翌日になっても興奮冷めやらぬという感じでした。まあ、大好きなアーティストと会話をしたり、京都らしいアートやハイレベルなサービスの数々を堪能すれば、ナチュラル・ハイにもなりますわな。

https://ideadragon.tumblr.com/post/670595917482704896/%E4%BA%AC%E9%83%BD%E6%95%A3%E7%AD%96%E3%81%9D%E3%81%AE%EF%BC%92-%E4%B8%80%E6%9E%9A%E7%9B%AE-%E4%BA%AC%E9%83%BD%E3%83%A8%E3%83%89%E3%83%90%E3%82%B7%E3%82%AB%E3%83%A1%E3%83%A9yebis-ber

 

 

理想と現実のギャップ

鬱病を患うと判断力や決断力が鈍り、不安や焦燥感に悩まされます。茶柱さんは今回の展覧会でも、本やグッズを買うかどうかで悩んだり、何処で食事をするか、次に何をするかで迷っていました。

なので、付き添いをする時は私の方から行動の提案をして、茶柱さんの同意を得てから実行に移すというパターンを作っています。こういう事を続けているうちは主体性が育ちませんが、今は要介助の状態なのですから是非もありません。

ある意味、私が茶柱さんをあちこち連れ回している形になりますが、これは一応、担当医に相談してOKを貰っている事でもあります。やはり自宅に引きこもるより、外に出て良い刺激を受ける方が鬱病も寛解に向かい易いという話です。

 

これまでも私の趣味である神社仏閣巡りや、キャンプなどに付き合わせてきましたが、茶柱さんはそういう事よりもハイレベルなアートや、優良なサービスに触れる方が好きだという事がハッキリしました。

好きな物がハッキリするのは良い事ですし、後は好きな物をとことん追求すれば良いだけです。好きな物の為なら多少の不満には目を瞑れるでしょうし、実際に大多数の人間は好きな物を守る為に歯を食いしばってブルシット・ジョブを続けています。

「ならばアート関連の会社に就職すれば良いじゃないか」という話にもなりますが、実際に茶柱さんは芸術的なスキルを要求される会社で働いていた時期があります。しかし、会社特有の力関係や人間関係といった、世の汚濁の部分に心を壊されてしまったのです。

 

例えるなら、茶柱さんは清流にしか住めない鮎みたいな人物です。なのにドブ池みたいな環境に生まれ育ち、ずっと清流を求めて頑張ってきたのに報われなかったという絶望と無力感を味わっています。恐らくは、これが鬱病を患う事になった核心的な理由でしょう。

だからこそ、ADHDを公表しつつもアートの世界で成功したリト氏と、彼の優しい心を表現するかのような作品に魅力を感じるのだと思います。

鮎が清流でしか生きられないのは、そういう繊細な生き物だからであって、弱いからではありません。鯉がドブ池でも生きられるのは、そういう生き物だというだけで、強いからではありません。鮎と鯉は同じ場所では生きられないのですから、共生させようとするのは無理があります。

 

でも、日本の学校や会社では、力づくで鮎と鯉を共生させようとしてきます。鯉は水質の悪い所でも生きていけるので、あまり環境に注意を払いません。むしろ荒れた場所でも生きていける自分を誇りに思ったり、水質の悪さに苦しむ鮎を見て優越感を覚えています。

鮎が水質の悪さに苦しんでいても、先生や上司は「そんな事では生きていけないぞ」と脅すだけで、水質を改善しようとはしません。何故なら、鯉が暴れるからです。日本社会で鮎が鮎らしく生きていくには、能力や才能を開花させて、自力で水質の良い場所に移らなければならないのです。

茶柱さんもリト氏のように才能を開花させられれば良かったのですが、残念ながら周囲にはドリーム・キラーしか居ませんでした。それでも挫けずに清流を求めて頑張った挙句、ハラスメント上司や伊勢菊理というサイコパスに捕食されてしまったのです。

 

私も似たような環境しか知りませんが、私の場合は最大の関心事が心理学や精神世界という、他人の理解を得るのが困難なジャンルだったので、会社員時代は自ら望んで仮面を被り、ひたすら一般人に擬態する技術を高めながら、好きな事に打ち込んでいました。

・・・まあ、今にして思えば、我ながら大変なクセモノでしたね(汗) 今は覚者を自称する極めつけの変人として生きていますが、やはりありのままの自己を曝け出すのは気分が良いものです。ちょっとだけ露出狂の気持ちが分かってしまったかも知れません。

露出狂は露出という形で抑圧された自己を解放している訳ですが、茶柱さんの場合は「清流」に辿り着く事でしか自己を解放する事が出来ません。しかし、清流を求めればブルシット・ジョブを続ける人から白い目で見られたり、ドブ池を好む鯉からマウンティングの対象にされてしまったりする訳です。

 

どうすれば茶柱さんが清流という理想と、ドブ池という現実のギャップを埋められるのかは、今の私にも分かりません。とりあえずセンターの職員と話をしてみますが、それでこの問題が解決するとは思えません。

茶柱さんが抱える問題の本質というか、本丸が見えた感じはしますけど、一筋縄ではいかないという予感もします。でも、茶柱さんと同じ問題を抱えている人は国内に相当数居る筈なので、この問題には全力で立ち向かうだけの価値があると思っています。

 

 

ライフワークとしてのブログ

因みに、理想と現実のギャップを埋める為に、リモートワークやブログ飯に活路を見出すという手もあります。それは当サイトがアフィリエイトによる物販をしている理由でもありますし、茶柱さんも地道にブログ上でアートの発表や物販を行っています。

最近はYOUTUBEの人気に押され気味ですが、それでもブログが完全に廃れる事は無いでしょう。流石にブログ・オンリーで一生を食い切るのは難しいと思いますが、誰でも参入可能で初期投資も殆ど要らない事業は他にありません。

ブログ稼業は隙間時間で趣味としてやっていくも良し、定年後に事業として始めるも良しですが、それなりに続けなければ良い記事を書けるようにはなりません。ブログを自己と向き合う為のツールと考えて腰を据えて取り組めば、ひょっとしたら会社勤めから解放されるかも知れません。

ブログで収益を得る方法

 

 

当サイトではブログの収益化を助けてくれる「仙道帝財術」というメソッドも紹介しています。このメソッドは副業を考える会社員や、これから起業しようとしている人の方が効果を実感し易いという特徴があります。

また、真面目に仙道帝財術を修行すれば、お金と「氣」のパワーの両方を得る事が出来ます。お金があれば会社で時間と労働力の切り売りをしなくて良くなりますし、「氣」のパワーは肉体の能力をブーストアップしてくれます。

気功の源流である仙道は、クンダリニー・ヨーガのように「氣」のパワーを用いて人を悟りに導く体系です。私は仙道を教える事は出来ませんが、仙道帝財術は気功修行を続けるモチベーションになると思っています。

高藤聡一郎氏の「仙道帝財術入門」

 

 

「氣」のパワーを高めるメソッドは、仙道や気功だけではありません。坐禅で丹田を鍛える事でも、肉体のブーストアップは図れます。むしろ最近は私も坐禅ばかりやっていて、あまり気功の修行をしなくなってしまいました。

特にレイキと坐禅の組み合わせは秀逸で、他のメソッドが霞んで見えてくるほどです。因みに、禅寺で教わる坐禅は意識の留意を行いませんが、レイキと組み合わせると自然な形で頭頂への留意が行われます。

無明庵・鈴木崩残先生の話では、大悟と頭頂留意には密接な関係があるという事でした。私には大悟の領域は分かりませんが、レイキ禅によってサハスラーラ・チャクラを開発する事が出来ると信じて坐っていこうと思っています。

坐禅と丹田呼吸法

 

 

毒親が作る機能不全家族や、ハラスメント上司が仕切るブラック企業から抜け出すには、逃亡資金を稼ぐ方法と、節約による蓄財の技術を身に付けなければいけません。

しかし、毒親持ちや発達障害などハンディキャップを抱えている人の場合は、ただ逃げ延びたり、生き残るだけでは幸せにはなれないので、自分なりに「生きる意味」を見出す必要があります。

となれば、やるべき事はただ一つ。死ぬほど好きな事を見つけ出し、それで食えるようになる事です。そしてそれは、毒親と和解する為に必要な事でもあります。

毒親と和解するには Part1

 

 

更新情報

カテゴリ・古則公案SSの記事を更新しました。今回は世尊拈華・拈華微笑の公案です。悟りの話はどう工夫しても説教臭くなってしまうので、私のカルト化を防止する為に、敢えてギャグ調のSS小説という形にしています。よろしければ御覧ください。

私説・世尊拈花(せぞん ねんげ)

 

 

2022年1月4日2021年発達障碍, 積極的隠遁, 毒親サバイバル

Posted by 清濁 思龍