毒親との和解に向けて

2022年1月8日心の純化と自己実現

自己成長の旅

自覚の有無は別として、親と言う絶対的な立場から我が子を支配して、社会的・精神的な自立の邪魔をしてしまう親の事を「毒親」と呼びます。毒親の語源はスーザン・フォワードの著書「毒になる親」ですが、今は毒親という言葉は有名になり過ぎて、完全に独り歩きしています。

 

 

毒親になるような人間は精神的に未熟なので自分の都合しか考えられませんし、そのような人物と対話によって関係を改善するのは不可能です。また、毒親は優劣や損得といった非常に低レベルな判断基準しか持っていないので、いくら正論を説いても聞く耳を持ちません。

一般論としては「どんなに酷い親でも、心の底では子どもの事を考えている」という事になっていますが、毒親はその常識の枠内には収まりません。ですから、頭が固く、毒親という存在への理解が無い人物に自らの窮状を訴えても、まず同意を得られる事は無いでしょう。

敢えて残酷な事を言いますが、毒親持ちであるという事実は一生付きまとう決定的なハンディキャップであり、一般社会の中では理解者を得られず孤立するしかありません。しかし、この地獄のような現実と向き合う事でしか、我々「毒親サバイバー」が人生を前に進める事は出来ないのです。

 

毒親持ちは、毒親からマインドコントロールを受けている事が多いです。そのマインドコントロールは「敗者の烙印」や「不幸になる呪い」としか言いようのないものであり、これを解呪する事が喫緊の課題です。

この「呪い」を受けたままの状態だと、人生において何をどれだけ努力しても必ず失敗に終わります。仮に一流大学を卒業して一流企業に就職しようが、生まれつきの突出した才能を開花させようが、宝くじで一億円当てようが、絶対に幸せにはなれません。

それだけ毒親という邪悪な存在は、我が子に対して強力な呪詛をかけてくるのです。子供にとって親は神(悪神ですが)同然の絶対的存在であり、その絶対的存在からかけられた呪詛は「神罰」に等しい力を持ってしまうのです。

 

この「神罰」に暴力で対抗しようとすれば、堕天使よろしく「闇落ち」します。悪い環境で生き残る為とは言え、自らの意志で闇落ちした連中など胸糞悪いだけですし、そんな奴らは世の中に掃いて捨てるほど居るので、敢えてここでは言及しません。

問題にするべきは、悪神たる毒親が全力でかけてきた「教育」と言う名の呪詛・神罰を、どう解呪すれば良いのかという事です。

結論から言うと、呪詛をかけた張本人である毒親を「親という玉座」から引き摺り下ろす事でしか、解呪は成し得ません。これは言わば「親殺し」であり「神殺し」ですから、極めて難易度の高い冒険(クエスト)になります。

 

難易度の高いクエストは、自分のレベルが低いままだと達成する事は出来ません。いきなりラスボスに挑んでも、返り討ちにされるのが関の山です。しかも敗けたらゲームオーバーではなく、その後はラスボスの奴隷としての人生という罰ゲームが始まります。

故に、親殺し・神殺しを成し遂げるなら、必勝を期さなければなりません。しかし、養われる子供の立場では、親には絶対に敵いません。親に養ってもらっている立場なのに、親に反逆するのは筋が通りませんし、それは単なるパラサイト(寄生)であり、闇落ちに過ぎません。

我々毒親サバイバーは、親殺し・神殺しを成し遂げる為に、旅に出て自己のレベル上げを行う必要があります。社会の荒波を経験して強く逞しく成長し、毒親が認めざるを得ない「一端の社会人」にならなければいけないのです。何故なら、これ以外の方法で毒親と和解する事は出来ないからです。

 

 

最初の課題は資金稼ぎ

毒親サバイバルは、まず「旅の資金」を稼ぐ事から始まります。しかし、ここで「夜の仕事」などの安易な手段に走ったり、新宿歌舞伎町のトー横などに居場所を求めると、かなりの高確率で闇堕ちルートが確定するので注意が必要です。

夜の世界には学歴や経歴が不要だというメリットもありますが、基本的には弱肉強食の掟が支配する人間社会の底辺です。余程の強運と能力・才能に恵まれた人でない限り、底辺に堕ちたらまず這い上がれません。

では、何処で資金稼ぎをすれば良いのかと言いますと、当サイトとしては郵便局でのアルバイトをお勧めします。

 

郵便局は半国営のブラック企業なので、全体的に職員の質も低く、元ヤンや、働かないおじさんがウジャウジャ居ます。でも、法令やコンプライアンスを順守しようとする最低限のモラルは存在しますし、アルバイトなら辞めようと思えば割とすぐに辞められます。

また、局や班によって仕事量に相当な差がありますが、仕事のノウハウはどの局も殆ど同じなので、アルバイトならば「当たり」の職場を引き当てるまで「局ガチャ」を何度でも繰り返す事が出来ます。

但し、所詮はブラック企業ですから、正社員を目指すのは利口とは言えません。アルバイトという立場でなければ、郵便局の良いトコ取りは出来ないと考えてください。正社員になりたいなら、他のホワイト企業に就職するか、民営化の可能性が低い職種の公務員を目指しましょう。

 

郵便局のアルバイトには内務と外務がありますが、出来れば「普通郵便局の内務」を選びましょう。内務の作業にも色々ありますが、お勧めは「長期の郵便仕分けスタッフ」です。バイクや自動車で配達をする外務員はハズレ班を引くと洒落にならないので、その場合は局ガチャを引き直しましょう。

ハローワークに行けば欠員の出ている局を紹介してもらえますが、日本郵便のHPでもアルバイトの採用情報を確認する事が出来ます。年末の年賀ハガキ組み立てアルバイトをして、マトモそうな職員とコネを作っておくのも手です。色々やってもダメだったら、局ガチャを引き直しましょう。

学生ならば、時間的に夕方~夜間の郵便仕分けスタッフか、コールセンターくらいしか出来ないかも知れませんが、何とか頑張って30~40万円ほど貯めてください。このお金が「旅の資金」になります。

 

他にも「治験ボランティア」という手段があります。ボランティアと言っても、高額の協力費(負担軽減費)を頂く為に行う訳ですから、実質的には体を張ったアルバイトという感じです。

治験には宿泊の試験があり、若年男性ならば1泊~30泊の試験もあります。拘束日数が長くなればなるほど協力費は高額となり、30泊の場合は協力費が50万円にもなる試験もあるそうです。

薬の試験なので副作用のリスクはつきものですが、それを言うなら薬局で販売している薬にも副作用はあります。そもそも治験の施設は万一に備えて環境が整っていますし「医薬品副作用被害救済制度」もあるので、仮に問題が発生しても十分なケアを受けられます。

 

治験は必要な事ですし、他の人の為にもなる事です。それに宿泊の試験を上手く使えば、毒親からの逃走経路や、他の危険人物から身を守る手段にもなります。会員登録をしておけばメールで様々な情報が送られてくるので、自分の都合に合う治験を選べます。


 

 

毒親からの虐待と束縛が酷くてアルバイトや治験どころではないとか、高校卒業まで耐えられないという人の場合は、迷わず児童相談所に駆け込みましょう。因みに、児童と見做されるのは原則として18歳までです。

それ以降の年齢で、就職に失敗して家を出られない、もしくは大学や専門学校に通っているという方の場合は、生活保護を受けてでも家から出ましょう。管理人は、これをしなかったばかりに人生を棒に振った人を何人も見ています。

「周囲の人達と何かが違う」という自覚がある方の場合は発達障害の可能性があるので、最寄りの心療内科等で心理検査を受けましょう。精神障碍者手帳があれば就労支援センターを利用したり、程度によっては障害年金を受給する事が出来ます。

 

 

旅の装備を整える

働いて貯めたお金は、自分の預金通帳に入れましょう。ゆうちょ銀行の通帳は副印鑑が廃止されていますが、アパートの契約や、住民票、電気、ガス、水道を支払う際に印鑑が必要になりますし、親が作った通帳口座や印章を使い続けると後々大問題に発展します。

スマートフォンの契約も親との共有や譲渡ではなく、新規のものに変えましょう。旅の準備をする際は、親の金を使ったり、家にある物を持って行くのは厳禁です。これをやってしまうと親との縁が切れなくなり、ずっと「子供の立場」に甘んじる羽目になります。

マトモな親なら、我が子が18歳になったら自動車の運転免許を取らせようとしますが、毒親は知らん顔をする事が多いです。まだ運転免許を持っていない人は、原付免許でも構わないので取得しておきましょう。郵便外務でアルバイトをする場合でも原付免許は必要ですし、一万円もあれば取得可能です。

 

まずはアルバイトで「旅の資金」を稼ぎ、そのお金で必要最低限の生活用品を買い集め、殆ど何も無い所から新生活を始めましょう。その際、リュックの中に全て収まりきるキャンプ・ギア(道具)で統一すると、引っ越し料金が殆どかかりません。

これらの資金を子供の頃から貯めてきた「お年玉預金」で賄うという方法もありますが、毒親はお年玉預金を使い込んだり、屁理屈をこねて渡さなかったりするので、なるべく早く本当に使えるお金かどうかを確かめておきましょう。

新生活を支えるキャンプ・ギアは、ソロキャンプという楽しみも与えてくれますし、緊急時の防災グッズにもなるので決して無駄にはなりません。お勧めのギアについては、下記リンク先の記事を参照してください。

風飡水宿・その壱

 

 

キャンプ・ギアに関しては、楽天roomでポイントを貯めてゲットするという方法もあります。アルバイト代わりにroomでお金を稼ごうとするのは難しいですが、スマフォ一つで隙間時間に出来る手軽さは他に無いものです。

 

既に会社員として働いていて、PCを購入するだけの経済力がある人の場合は、副業としてブログを始めてみるのも良いでしょう。毒親関連のブログは需要がありますし、自分の気持ちを整理したり、新たな視点を獲得するのにも有効です。

ブログの長所は初期費用が殆どかからず、PCと回線さえあればすぐに始められる所にあります。もし会社員を続けるにしても、PCスキルとサイト運営の知識はいくらあっても困りませんし、集客やマーケティングの勉強にもなります。

HTMLやCSSなどのコード入力(コーディング)までは出来なくても、WordpressとPhotoshopを使えるなら中小企業や個人経営の店で雇ってもらえる可能性はあります。ハローワークの検索機で求人情報を調べれば、サイト運営の仕事はいくらでも出て来ますよ。

ブログで収益を得る方法

 

 

「自分だけの家」は、人生再生の拠点

親殺し・神殺しの旅路は、就職やアルバイトの収入で自分の住処(拠点)を得る事から始まります。金銭的な観点から就労後も親と同居する人も居ますが、これをやってしまうと就労が「扶養家族の延長」になってしまって、自己成長の旅にはなりません。

この場合、全てを自分で決めて、自らの意志で拠点を作り、生き抜く為に行動するという過程を経るのが重要です。初めて自立した生活を送る場合は、色々と失敗したり間違ったりもするでしょうが、それら全てに自分で責任を取り、学んでいくしかありません。

しかし、毒親の中には我が子の自立を良しとせず、金や病気などの理由をでっちあげて、家に縛りつけようとしてくる不届き者が居ます。そして、この手の毒親を持つ人は自信と呼べるものを欠片を持っておらず、親の操り人形みたいになっている人が非常に多いのです。

 

また、親から「必死の我慢」という社会では全く役に立たない「死にスキル」を躾けられてしまったり、自分で自分をイジメたり、マインドコントロールする事を成長と勘違いしている可哀想な人も居ます。

そのような人は親に逆らったり、自立そのものに恐怖を覚える傾向があるので、就労してもなかなか独り暮らしに踏み切る事が出来ません。実際、毒親に人生を支配されたまま死んでいく人は多いですし、酷いケースになると「自分が生きている」という実感すら持てない人まで居ます。

毒親の支配から逃れるには、親から世話をしてもらって当然という「子供の立場」を捨てる勇気を持ち、孤独と失敗を受け入れる覚悟をしなければなりません。その為に、誰からも干渉されない「自分だけの家」が必要になるのです。

 

ここで注意しなければならないのは、自宅は「逃げ場」ではないという事です。親から逃げて引きこもる為の拠点ではなく、飽くまでも「反撃」に出る為の拠点なのです。

反撃と言っても、別に親と潰し合いや殺し合いをする訳ではありません。「親子」と言う覆し難い力関係をひっくり返し、一国一城の主として対等の立場になろうとする事こそが最大の反撃なのです。

暴力や暴言、過干渉や育児放棄(ネグレクト)などの虐待を行い、散々苦痛を与えてきた親に対して思う事はあるでしょう。しかし、毒親は自らの行いを顧みたりはしませんし、逆に「育ててやった恩を忘れがって!」と言い返してくるかも知れません。

 

しかし、毒親との口喧嘩に勝つ必要はありません。自己成長を遂げて大きくなった貴方を見れば、毒親は勝手に怯(ひる)みます。成長した貴方を見ても暴言を吐いてくるような親なら、対話をする価値すらありません。そのように思えた瞬間、親は親という玉座から転落するのです。

今は対話が成立しなくても、親と距離を取るようになって10年、20年と経てば、迫り来る老いや死の実感が親の態度を軟化させる可能性があります。

日本の法律上、親と義絶する事は出来ませんし、義絶するメリットもありません。しかし、離れて暮らす事には何の問題も無いので、待つ事で問題が解決する場合もあると信じて、自分の人生を生きていきましょう。

 

2022年1月8日心の純化と自己実現

Posted by 清濁 思龍