小泉吉宏氏の著書

 

著者の小泉吉宏氏は、漫画家や童話作家として活躍された方です。この本も可愛い絵柄で人気が出ましたが、その内容は下手な公案則より難解です。普通の人が読んでも「なんだこれ?」と思うだけですが、何らかの悩みを抱えている人が読むと脂汗が止まらない筈です。

管理人が若い頃は、変な汗を流しながらギリギリと睨みつけるように読み返したものですが、転迷開悟してからはゲラゲラ笑いながら「そうそう!」と激しく同意しながら読めるようになりました。

今の私はもう「ブッタ(仏陀ではない)の言葉」を必要としなくなったので、本そのものは手放してしまいましたが、この本のセリフを使って話をする事は今でもあります。基本的には一生ものの本ですが、小泉氏は「一日も早く捨てられる日が来るといいね」と思っている事でしょう。


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