坐禅修行の豆知識

坐禅と座蒲

座蒲(ざふ)の歴史 仏教史上最古の座具は「尼師壇(にしだん)」と言う長方形の布で、僧侶が私有する事を許された比丘六物(びくろくもつ)の一つに数えられています。 古代よりインドでヨーガを伝えてきたサドゥー達も、敷物の上でヨーガを行じる事が多い...
坐禅修行の豆知識

坐禅と単布団

単布団(たんぶとん)とは何か? 曹洞宗の禅寺では坐禅の際に丸い座蒲(ざふ)を使いますが、臨済宗では単布団と呼ばれる長座布団を使います。単布団の「単」とは、禅堂で僧侶に与えられる個人スペースの単位です。臨済宗と曹洞宗は、宗派の違いはあっても同...
坐禅修行の豆知識

坐禅と悟り

悟りとは何か? 仏教では「諸行無常・諸法無我・涅槃寂静」の真理(三法印)に目覚める事を悟りと言います。禅の世界では「自己の本性を見る(見性)」事を悟りと言い、スピリチュアルの世界では「ワンネス」や「ノンデュアリティ」といった真理を腑に落とす...
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座禅と禅病

禅病の正体 極稀にではありますが、坐禅や瞑想の最中に涙が止まらなくなったり、笑いっぱなしになる人が居ます。また、白隠禅師のように酷い「のぼせ」に苦しんだり、OSHOラジニーシのようにマトモにものを考えられなくなる人も居ます。こういった症状が...