清濁 思龍

ひとり看話禅

獅子吼(ししく)

一念発起して坐禅を始めても、いくらもしないうちに「何の為に坐禅をするのか?」「こんな事に意味があるのか?」といった疑問が湧いてきます。修行を継続するのは色んな意味で辛いから、どうしても逃げの姿勢や、辞める言い訳が出て来るのです。 そんな情け...
ひとり看話禅

自問自答が道を開く

我々の悩みは、殆どが人間関係の悩みです。そして人間関係の悩みには、必ずと言って良いほど「自我」が関係しています。しかし、自我は他人との距離感や、踏み越えてはならない一線の基準になるので、必ずしも悪いものではありません。 禅では「自我を捨てろ...
ひとり看話禅

自己との向き合い方

禅とは己自究明(本当の自分を追及すること)だと言われていますが、どのようにすれば良いのかは詳しく教えてもらえません。何故なら、自己との向き合い方は、人によって違うからです。 「自分で自分に合った、自己との向き合い方」を編み出さないと、坐禅と...
古則公案・SS

無門関 一覧

無門関とは 無門関とは、中国臨済宗・楊岐派の僧侶である無門慧開(1183~1260)によって編纂された、公案問答集の事です。第48則までありますが、その理由は不明であり、公案の難易度順にもなっていません。 (function(b,c,f,g...