白隠禅師の公案体系
・法身の公案
無門関 第 1則 狗子仏性
無門関 第23則 不思善悪
無門関 第37則 庭前柏樹
・機関の公案
無門関 第 7則 趙州洗鉢
無門関 第14則 南泉斬猫
・言栓の公案
無門関 第11則 州勘庵主
無門関 第18則 洞山三斤
無門関 第21則 雲門屎厥
・難透の公案
無門関 第35則 倩女離魂
無門関 第38則 牛過窓櫺
・向上の公案
無門関 第13則 徳山托鉢
・洞上五位
中国・曹洞宗(洞曹宗とも)の宗祖・洞山良价(とうざん りょうかい)の五位説を学び、理解する。五位説は禅者の心のあり方を示す正偏五位と、功勲五位によって成り立つ。
・十重禁戒(じゅうじゅうごんかい)
梵網経・下巻(菩薩戒経とも言われる)の「十重四十八軽戒」と呼ばれている禁戒を学ぶ。
・末後の牢関
特定の公案は無いと言われている。