清濁 思龍

坐禅の豆知識

坐禅と地磁気(ちじき)

人体は常に磁気の影響を受けている 人体の生体磁気は地磁気の影響を受けるので、南向きで坐禅をすると禅定に入り易くなります。日常生活では地磁気など問題にもなりませんが、坐禅によって身体の感覚が鋭敏になってくると次第に無視できなくなってきます。 ...
坐禅の豆知識

坐禅と環境(かんきょう)

居住環境が修行内容を左右する 坐禅修行をするのなら、アパート代をケチるのは得策ではありません。何故なら、安アパートの設備はチープなので、床や水回りから訳の分からない異音がしたり、他の部屋から出る生活音が筒抜け同然で聞こえてくるからです。 坐...
坐禅の豆知識

坐禅と遁世(とんせい)

坐禅が習慣になる前の禅者は、両親の保護が必要な赤ん坊と同じです。禅の様式を衣食住に取り入れて、しっかり環境を整えないと、そのうち他の事に関心が向いてしまいます。なので、まずは「形」から入りましょう。 茶道や武道などでは守・破・離(しゅ・は・...
坐禅の豆知識

坐禅と死生観(しせいかん)

光陰矢の如し 人間は自身の生死の問題から目を背けると、どうしてもダラダラと時間を過ごしてしまうものです。そして怪我や病気などで命を脅かされたり、ボチボチ生き永らえて老いを実感し始めた頃に、さながら夏休みの最終日の如く、人生への焦りや迷いを感...
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坐禅と唯識(ゆいしき)

唯識学について 唯識(ゆいしき)とは、世界は八種の識(しき)によって成り立つとする大乗仏教・唯識派の教えです。八種類の識とは、視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚の五感と、通常意識、深層意識、無意識の事を言います。 唯識学では八種の識以外には何も無...
坐禅の豆知識

座禅と禅病(ぜんびょう)

禅病の正体 臨済宗・中興の祖と名高い白隠慧鶴(はくいん えかく)禅師は、度を超えた坐禅修行により、酷い「のぼせ」に苦しみました。また、坐禅の最中に涙や笑いが止まらなくなる人も居ます。こういった謎の症状が出る事を、禅病と言います。 気功や太極...