だめなり禅

だめなり禅

だめなり坐法(ざほう)

調身 まず座具(ざぐ)を用意しましょう。曹洞宗では座蒲(ざふ)呼ばれる円形の座布団を使い、臨済宗では三枚組の単布団(たんぶとん)を折りたたんで使います。硬めの坐り心地が好きな方は、高さ10cm前後の足ふみ台を座具にすると良いですよ。 座蒲や...
だめなり禅

だめなり食禅(じきぜん)

修行者の食事情 東南アジアやスリランカなどに根付いている南伝・上座部仏教の僧侶は、戒律により午後に食事(固形物)を摂りません。また、僧侶は自炊を一切せず、全ての食を托鉢で賄い、施された食べ物は肉でも何でも普通に食べています。 中国大陸経由の...
だめなり禅

だめなり動禅(どうぜん)

不動知 安土桃山時代から江戸時代初期にかけて実在した臨済宗の名僧・沢庵宗彭(たくあん そうほう)禅師は、無念無想、無心の境地を不動知(ふどうち)と呼びました。曰く、不動明王とは、囚われのない心の象徴なのだとか。 「剣禅一如」の思想で知られる...
だめなり禅

だめなり内観(ないかん)

我々の悩みは、殆どが人間関係の悩みです。そして人間関係の悩みには、必ずと言って良いほど「自我」が関係しています。しかし、自我は他人との距離感や、踏み越えてはならない一線の基準になるので、必ずしも悪いものではありません。 禅では「自我を捨てろ...