禅的ミニマリズム・漆器編 その2

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他の重ね椀

漆器製の重ね椀は、応量器だけではありません。私は信玄弁当箱(しんげんべんとうばこ)と呼ばれる三つ重ね(3客)の弁当箱も持っています。これは明治・大正時代までは割とメジャーな弁当箱だったのですが、今では茶道具や骨董品という扱いになっています。

軽くて密閉度の高いプラスチック製やアルマイト製のランチボックスの流行によって、漆器製の弁当箱を見かける事は少なくなりました。

私はこの信玄弁当箱を京都の老舗「漆器の井助」で購入したのですが、残念ながら既に生産中止となっていて、これが最後の一つだと言われてしまいました。

 

 

この信玄弁当箱は全部で4客です。約2万円とお良い値段でしたが、大事に使えば100年は持つという話です。

 

 

基本的には弁当箱ですが日用使いも可能です。実際に使ってみるとこんな感じです。御飯をぎゅうぎゅうに詰めれば約一合入りますし、キチンと蓋も閉まります。

 

 

漆器は一生ものと言っても、応用器や信玄弁当箱は高額商品です。漆器に興味はあるけど、なかなか手を出せないという方は、手始めに安価な信玄弁当箱を購入し、少しづつ漆器の扱いに慣れていくと良いと思います。

 

 

上記の信玄弁当箱は間違いなく本物の漆器ですが、お値段は約3400円と控えめですし、日用使いも出来る逸品です。

 

 

株式会社・想贈の「おーるいん椀」は一般的な茶碗の形に近いので、人目のある所で使っても悪目立ちしません。内容としては、汁椀、めし椀、小鉢、取皿の組み合わせ(4客)になっています。

 

 

なかなか厳密には実践出来ない禅の食事作法を、日常に落とし込むとこうなるという動画です。

 

 

後編です。

 

 

漆器の重ね椀は、漆器の箱膳(収納付きの御膳)との相性がバツグンです。テーブルや椅子の代わりに箱膳を使えば、とても部屋が広くなります。詳しくは下記リンク先の記事をお読みください。

禅的ミニマリズム・漆器編 その2

 

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Posted by 清濁 思龍