清濁 思龍

坐禅の豆知識

坐禅と座蒲(ざふ)

座蒲(ざふ)の歴史仏教史上最古の座具は尼師壇(にしだん)と言う長方形の布で、僧侶が私有する事を許された比丘六物(びくろくもつ)の一つに数えられています。古代よりインドでヨーガを伝えてきたサドゥー達も、敷物の上でヨーガを行じる事が多いようです...
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坐禅と単布団(たんぶとん)

単布団(たんぶとん)とは何か?単布団は、臨済宗で坐禅の際に使用する三枚組の長座布団です。単布団の単(たん)とは、禅堂で僧侶に与えられる個人スペースの単位であり、曹洞宗でもこの単位を用います。因みに、一単は京畳(京間・1909×955㎜)と同...
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坐禅と応量器(おうりょうき)

割れない器を求めて管理人は自他ともに認める食いしん坊です。若い頃は食器や調理器具に拘りまくって、かなりのお金を使いました。しかし、陶器やガラスの器は、どんなに大事にしていても割れてしまうのが困りものです。市販されている物ならまた買えば良い話...
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坐禅と重箱(じゅうばこ)

物相飯(もっそうめし)重箱は伝統的な漆器製の弁当箱であり、おせち料理やお花見などのハレの日には欠かせない行楽のお供です。漆器の重箱は保湿性が高いので、御飯が冷めても硬くなりにくいというメリットがあります。また、急な来客があっても、物相飯(も...
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坐禅と茶道(さどう)

茶道の歴史茶道の歴史は、鎌倉時代に南宋(今の中国)に渡った明菴栄西(みんなん ようさい)禅師が茶種を持ち帰った所から始まります。その前から抹茶は輸入されていましたが、舶来の品で高価だったので貴族しか飲めませんでした。栄西禅師は明恵上人に茶種...
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坐禅と食事(しょくじ)

修行者の食事情仏教発祥の地であるインドのサドゥー(ヨーガ行者)は、主に全粒粉のパンとミルク入りの紅茶か、米と野菜と豆を適当に煮た粥(キチュリー)を食べています。恐らく、釈迦世尊も出家したばかりの頃は、似たようなものを食べていた筈です。東南ア...