心身の状態は、脳内伝達物質の量で変わる
どうしても坐禅が続かない、やる気が起きないという悩みを持つ人は多いものです。
やる気の正体はドーパミンやセロトニンといった、脳内ホルモン(神経伝達物質)です。脳内ホルモンのドーパミンは「やる気の分子」や「快感ホルモン」などと言われており、これが脳内で分泌されると楽しい気分になり、至福感、幸福感を感じます。
逆にドーパミンの分泌レベルが低いと「やる気」が無くなり、気分が落ち込み、本来我々が持っている脳の力までもが制限されてしまいます。
セロトニンは、主に精神の安定に深く関わっている脳内物質であり、脳内での分泌量が増えると不安や恐怖などの感情が軽減されます。
セロトニンの分泌量が低くなるとストレスに弱くなり、思考がネガティブ方面に偏ったり、内臓の働きや、基礎代謝が下がったりするそうです。
脳内物質の分泌量を高いレベルで維持するには、早寝早起きの健康的な生活を送り、美味しくてバランスの良い食事を心がけ、恋人や家族や仲間と共に暮らし、好きな事をして生きていくのが一番です。

しかし、誰もがそんな理想的な生活を実現できる訳では無いですし、時として無理矢理「やる気」を奮い立たせなければならない場面もあります。そういう時は、どうすれば良いのでしょうか?
飲食面からのアプローチ
脳内ホルモンのセロトニンは、トリプトファンと言う必須アミノ酸から作られます。トリプトファンは、米や小麦粉に多く含まれているので、普通の食生活を営んでいれば不足する事はありません。
ローカーボ食(糖質制限)を実践されている方は、トリプトファンを豊富に含む大豆やゴマを食べましょう。
それ以外にも、タンパク質、糖質、脂質、ビタミン、ミネラルの五大栄養素の不足によって「やる気」が低下するという事もあります。特にタンパク質が不足すると「やる気」の低下のみならず、全身が脆弱化していきます。
糖質の過剰摂取は、ドーパミンの分泌量低下に直結するので、なるべく高タンパク・低糖質の食生活を心がけましょう。
そもそも飲食および消化吸収は、内臓に負担をかけ、大量のエネルギーを必要とします。なので、小食を心がけて、消化に悪い油物を避ければ、消化吸収のエネルギーを他に回せるようになります。
また、美味しい料理を食べる事でも、脳内物質の分泌レベルは上がります。ドーパミンは「美味しい」と感じた時に分泌されるので、良いお店を探したり、料理の腕を磨いたりすると良いでしょう。
また、ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム、リン、鉄、銅、亜鉛、マンガン、ヨウ素、クロム、モリブデンと言った必須ミネラル13種のバランスが崩れると心身の調子が悪くなります。
その場合は12時間以上水に浸けた玄米を食べたり、料理に自然塩を使うと改善する事があるようです。因みに、健康食品界隈では海の精が最も評価されていると聞きます。ややベタつくのが欠点ですが、フライパン等で炒ればサラサラになります。
飲食物の消化吸収もそうですが、環境およびTVやネットから入って来る情報を処理する事でもエネルギーが消費されますし、それはやがて脳の疲労という結果に繋がります。生活環境を見直して脳疲労(脳過労)を癒せば、覿面に「やる気」が出てきます。

男性ホルモンと「やる気」
男性ホルモンのテストステロンも「やる気」と関係しています。テストステロンはドーパミンの原料の一つなので、テストステロンの分泌レベルが上がれば、ドーパミンの分泌レベルも上がります。
テストステロンは、スポーツやゲームなどで勝利したり、筋トレをすると分泌されますが、もっと簡単に分泌レベルを上げる方法があります。それは武器を手に取る事です。
自分自身が「武器」と認識している物なら何でも効果があるようで、得物はナイフでも、エアガンでも構いません。人によってはアーミー系の服や、オラついた服を着る事でもテストステロンが分泌されます。
個人的には筋トレと護身を兼ねて、木刀の素振りをする事をお勧めします。
