坐禅と環境(かんきょう)

居住環境が修行内容を左右する

坐禅修行をするのなら、アパート代をケチるのは得策ではありません。何故なら、安アパートの設備はチープなので、床や水回りから訳の分からない異音がしたり、他の部屋から出る生活音が筒抜け同然で聞こえてくるからです。

坐禅・冥想の最中は五感が研ぎ澄まされているので、ちょっとした物音で心臓が飛び出るほどビックリしてしまいます。そんな事が頻繁に起きる環境では、とても坐禅に打ち込む事など出来ません。

また、安アパートは立地的に交通の便が悪い事が多く、買い物に苦労します。また、ガスがプロパンだったり、他の地域に比べて水道代が割高だったり、今どきWi-Fiや防犯カメラがついていなかったりするので、結局は高くついてしまうのです。

 

街の治安と不動産価格には深い関係があり、基本的に地価の安い所は治安も悪いです。駅前だけが不自然なまでに開発が進んでいる地域や、ショッピングモールだけが栄えていて他の所はシャッター街になっているような地域は避けましょう。

地方の過疎地域は閉鎖的ですし、不動産仲介業者と地元の不良が結託している事もある為、運が悪いと大変な目に遭います。騒音問題は警察が介入し難く、管理会社も出来る事が限られているので、最終的には自主退去するしかなくなります。

田舎の古い安アパートはトラブルがつきものですけど、新興住宅地の新しいアパートなら比較的静かに暮らせます。参考までに。

 

持ち家か、借家か

昔から「持ち家と借家、どちらが安上がりなのか?」という論争はありましたが、経済が衰え人口が減る一方の今となっては、借家住まいに軍配が挙がります。高齢者はアパートを借り難いという話もありますが、今はそれほどでもありません。

何故なら、少子化が進む超高齢化社会では、老人にも部屋を貸さないとアパートの経営が成り立たないからです。就職氷河期の世代が老境に差し掛かる頃には、不動産会社の方から「部屋を借りてください!」と言い出すようになるかも知れません。

管理人も都市部のマンションを買おうとしたり、伊勢志摩の別荘地にタイニーハウスを建てようとしましたが、最終的には「家を買うと土地に縛られる」と考えるようになり、敢えて地方の賃貸アパートに住む事を選びました。

 

田舎暮らしはどうなのか?

田舎暮らしや自給自足への憧れから、田舎の古民家を借りたり、買い取ったりする人は常に一定数居るものですし、東京都・奥多摩町のように過疎対策で移住・定住補助金を出す地域もあります。

しかし、田舎の人間関係は面倒臭いものですし、運悪く閉鎖的な集落に移住した場合、何年住んでも余所者扱いされて馴染めないという事態も想定しなければいけません。田舎暮らしには、田舎暮らしならではのリスクがあるのです。

確かに田舎は静かですが、それ以外のデメリットが多過ぎるので、個人的にはお勧め出来ません。

 

自宅の遮光防音ブース

仕事などで引っ越しが出来ない、またはそこまでする気は無いという方は、暗くした風呂場でロウソクを立てて坐禅をしてみましょう。私はチベットの仏画を持ち込んでトラタカ冥想をしますが、これはこれで雰囲気が出て良いものですよ。

 

 

トラタカ冥想については、下記リンク先の記事を御覧ください。

坐禅と脳疲労(のうひろう)
止まらない「脳内の独り言」 現代人の脳は勉強や仕事で酷使されており、その上、各種メディアやネット上に氾濫する過剰な情報を処理し続けている為、慢性的な脳疲労(脳過労)の状態にあります。脳疲労の状態が続くと、自律神経が乱れて心身の不調に悩まされ...

 

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